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とてつもなくツラい一週間が終った。

どこから書けばいいのかもわからないし、
全てを語りつくすのは難しい。

彼女の事はYahoo!のトップニュースで知った。
ももクロちゃんに関する「悪いニュース」はいつもそうだ。
でも今回はこれまでとは桁違いの衝撃。

『5人のひとりふんどし』を待った。何かの間違いではないのか?
というかすかな希望を木っ端微塵に打ち砕いたのは皮肉にも
「大好きな5人の笑顔」だった。諦めるのが早すぎると思われる
かもしれないが、もう後戻りはできない決断なのだと瞬時に悟った。

予兆めいたものはあったと思う。

彼女が大好きだったフォーク村では一歩引いた感じに見えた。
時折見せていた「もっと歌いたい!」といった表情を見せ
なくなっていた。きっと念願だったソロコンが出来るように
なったからだと勝手に思っていた。

そのソロコンに関しAbemaTVなどで「ももクロ」としては見た事がない
ほど活き活きした表情を見せていたので凄く寂しく感じた事もある。

「笑顔の天下」や「長く続く女性アイドルグループ」といったワードへの
反応が薄く、彼女だけは少し温度差があるのは感じてた。

それはたぶん、多くのモノノフがそうだと思う。

それでも『奇跡の5人組』だと思っていた。
でもそれは『そうであって欲しい』という願いだったのだと今は思う。

そういうファンの気持ちに彼女は努力で答え続けてくれた。
春の一大事、夏のバカ騒ぎ。完璧に応えてくれてた。

4人の天才と1人の努力家みたいな表現をされることが多かった。 
彼女だけは超人では無く、超人になろうとした人間「ジェロニモ」
という例えもあった。

的確な表現だと思った。

ただ、それは「アイドルとして」という前提でなのではないだろうか。
5人の中では楽器もこなせる方だし、歌い手として、作り手としては
むしろ抜きんでた存在だとすら思う。

彼女が「疲れた」のは芸能界に対してではなく、努力してアイドルで
居続ける事に対してなのではないだろうか。誰もが知る通り、4人は
天真爛漫でアイドルとしては天才肌。加えて努力も怠らない。

人見知りで思った事がすぐ顔に出てしまうような不器用なところがある
彼女がそんな4人に肩を並べるのは大変だったと思う。


芸能界から一度距離を置く、という彼女の言葉に嘘は無いと思う。
強かな計算も絶対にない。

文字通り、彼女はアイドルを、ももクロを卒業したかったのだと思う。

彼女は事ある毎に「ダメな意見も聞かせてほしい。」といった種の
事を言っていた。自身のソロコンに関しては自分推しのモノノフ以外
の人にも見て欲しいとも。ももいろクローバーZのメンバーとしての
自分ではなく、いち個人としての評価が知りたかったのではないか?

何をやっても褒められる環境にいる事を怖いと感じてたのではないか?


彼女は戻ってくると思う、間違いなく。

半年後になるのか一年後になるのか、
それとももっと先になるのかはわからないけれども。

でもももクロに戻って来る事はないと思う。

2020年のオリンピックの開会式。5つの輪が再び揃えば・・・
という夢は持っていたいけどそれは100%ないと思う。
2つの道が一時的に交錯することはあっても合流すること
はおそらく、ない。


彼女の事を名字で呼ぶのが好きでした。
推しがそうしてたからかもしれません。

3文字の名前で呼ぶより4文字の名字で呼ぶ方が
少しだけ親しくなれたような気もした。

たくさん笑わせてくれてありがとう。

心配する事も多々あったけど、
それはきっと「足元の幸せ」だったのだと思う。

アイドルを、
ももクロをやり切ってくれてありがとう。

お疲れさま。




これからは彼女の事は出来るだけ忘れようと思う。

無理だとは思うけれど努力はしようと思う。私の中での比重が
今のあかりちゃんぐらいになってくれればいいなと思う。

戻ってきた時には一個人として見てあげたいなと思う。

元ももクロの彼女でなく、新しく生まれ変わった彼女として。


そして4人のもいろクローバーZ

これからも応援します。
これからもずっと好きでいます。

彼女たち自身はもちろん、膨大な数となった持ち歌そしてダンスの
フォーメーションがどう生まれ変わるのかを楽しみたいと思います。


個人的に大好きなゴリパン^^

届いたばかりの夏バカのは過去イチじゃないかと思った。
サイリウムの大海原で踊ってる姿は神々しく見えた。


今度は誰がメインとなってくれるんだろう

比較なんて野暮なことはしない。

寄せてったりする必要もない。

新しく命を吹き込まれる楽曲をどう感じるか?

それに対しては楽しみしかありません。


HAPPY Re:BIRTHDAY


閲覧いただき、有り難うございましたm(__)m